優れた日本のおもてなしは、小うるさい日本人の客が望んだ事である。

日本の接客サービス、いわゆる『おもてなし』は世界的に素晴らしいと言われている。しかしながら、日本人は日常的に接客に感動する事は滅多にない。日本では昔から「人の良し悪し」でその店を語り、再び足を運ぶための動機としている。昨今のビジネスシーンにおいてはマニュアル人間を育て過ぎて、「人の良し悪し」が語られる様な会社や店作りをしていないため、商品・商圏は良くても多くのリピーターを逃している状況が見受けられる。ここでは、客が離れる日常的な瞬間を切り取って紹介します。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ベビーカーや自転車でぶつかって来るママ達。

いつもは接客やおもてなしに通じる記事を書いているが、今回は日本人の人に対する気持ちの変化についてである。 昔から偽善的でも人に優しくする事を「美徳」と捉える日本人であったが、最近はそうではなくなりつつある。 困っている人や社会的に弱き人には…

美容師のつまらない話しは聞くに難し。

接客にはプラスではなく、マイナスな気持ちを感じさせない事が最も優先される。 最近の美容院によくある話で、スタイリスト(主に担当して髪を切る人)からチェンジして髪を洗ったり、乾かしたり、マッサージしたりする若い子に顕著に見られる。 結論から言う…

電車の中でも距離感意識出来ない人達。

// 前回に席を選ばない人間のこだわりのなさー について記載したが、それに似た様な事例を今回はあげてみたい。 それは、『電車』。 例えば座席のほとんどが埋まっていて、あと一つ空いているとする。 当然座りたい人がそこに座る。 ーここまでは普通だろう…

席を選ばない者と選ぶ者。

// 私は日常周囲を見回していると気付く事がある。 例えば飲食店のとある客。 店員に通された場所は、隣のテーブルにお客がいてその真横のテーブル。 もし私なら「うわ、隣が近くて嫌だな。」と思う。 もちろん、お店が人気でそこしか入れなくて仕方ない場合…

自ら働かない者に賃金上げる意味なし!

// 自民党 安倍晋三首相により、日本経済の活性化を目指す「アベノミクス」が唱えられ、その中でも政治家のおじさん達が『ベア』とか略して呼んでいる、いわゆる基本賃金を上げる『ベースアップ』。 これは中小の経営者にとっては非常に困りものである。 何…