優れた日本のおもてなしは、小うるさい日本人の客が望んだ事である。

日本の接客サービス、いわゆる『おもてなし』は世界的に素晴らしいと言われている。しかしながら、日本人は日常的に接客に感動する事は滅多にない。日本では昔から「人の良し悪し」でその店を語り、再び足を運ぶための動機としている。昨今のビジネスシーンにおいてはマニュアル人間を育て過ぎて、「人の良し悪し」が語られる様な会社や店作りをしていないため、商品・商圏は良くても多くのリピーターを逃している状況が見受けられる。ここでは、客が離れる日常的な瞬間を切り取って紹介します。

ベビーカーや自転車でぶつかって来るママ達。

いつもは接客やおもてなしに通じる記事を書いているが、今回は日本人の人に対する気持ちの変化についてである。

 

昔から偽善的でも人に優しくする事を「美徳」と捉える日本人であったが、最近はそうではなくなりつつある。

 

困っている人や社会的に弱き人には優しくしなければならない、と言うのは当たり前であるが、それは優しさを受ける側も甘んじて受け入れるべきではない。

 

例えば、最近でかなり目に付いたり、友人・知人から頻繁に聞くことがある。

 

それは、子連れの若いお母さん…いや、ママと言った方が現代感が出る。

 

最近のママ(全員がそうではないが)は、かなり目に余る。

 

何かと言うと、

 

【子供を印籠の様に扱う】

 

これは多くの皆さんが感じているはず。

 

もちろん私自身、お子さん連れの親がいたら出来るだけ助ける様にはしている。

 

しかしながら、中には。

 

「こっちは子供がいるんだから!」

 

ヅラで、横柄にぶつかって来たり、公共の場で騒いだりしている。

 

「ベビーカーに轢かれた」

「子供乗せる自転車に轢かれた」

 

よく聞く話だ。

 

何故皆そう言った話が出るかと言えば、最近のママは礼儀を知らない人が増えている。

 

ベビーカーでぶつかって「当たり前」ではない。

 

子供乗せる用自転車で歩道を走って、人にぶつかって「当たり前」ではない。

 

ちゃんと一般的なルールを守りましょう。

 

謝りましょう。

 

人が無条件で施すわけではない。

 

困っていると思うから施すのだ。

 

これらの【子供印籠の感覚】に繋がっているのは、やはり現代日本の少子化の影響である。

 

多くの老人を若者が公的な税金で養わなくてはいけない。

 

多くの若者が労働で国を支えなくてはいけない。

 

時々子供が生まれて、「お国のためだから〜」とか言っている人もいるが、お国のためにはまず納税。

 

そして子供はちゃんとたくさん納税、もしくは国民総生産を上げるような『稼ぐ』大人に仕上げなくてはいけない。

 

そのためには、まず親がお手本見せよう!

 

人から白い目で見られているようじゃ、世間の一般常識(それが正しいとは限らないが…)を教えられない。

 

空気を読んで、自分勝手なっているかも?

 

それを見て子供が育ったら、将来自分が良ければ君になる。

 

そんな人間には誰も協力しないし、お金も入って来ない。

 

そんな人間にならないように、自分の子供が稼ぐ大人になる様に、日本の若きママ達よ頑張れ!