優れた日本のおもてなしは、小うるさい日本人の客が望んだ事である。

日本の接客サービス、いわゆる『おもてなし』は世界的に素晴らしいと言われている。しかしながら、日本人は日常的に接客に感動する事は滅多にない。日本では昔から「人の良し悪し」でその店を語り、再び足を運ぶための動機としている。昨今のビジネスシーンにおいてはマニュアル人間を育て過ぎて、「人の良し悪し」が語られる様な会社や店作りをしていないため、商品・商圏は良くても多くのリピーターを逃している状況が見受けられる。ここでは、客が離れる日常的な瞬間を切り取って紹介します。

電車の中でも距離感意識出来ない人達。

 

前回に席を選ばない人間のこだわりのなさー

 
について記載したが、それに似た様な事例を今回はあげてみたい。
 
それは、『電車』。
 
例えば座席のほとんどが埋まっていて、あと一つ空いているとする。
 
当然座りたい人がそこに座る。
 
ーここまでは普通だろう。
 
しかし、その後!
 
どんどん客が降りて行って、2人が隣同士…
 
考えられない‼︎
 
その1列誰も座ってないのに、意味なく赤の他人が隣同士に延々と座っている?
 
正直気持ち悪い。
 
何にも感じないんだなぁと。
 
もっと細かい事を言えば、仮にあなたが座席の1番端っこに座っていたとしよう。
 
そして一つ飛ばして他の客がいる。
 
そのまた一つ飛ばして客。
 
この状態で、あなたの隣に誰か座って来たとしよう。
 
まぁこれはしょうがない。
 
すると、あなたの一個飛ばして座っていた客が降りたら?
 
少なからず、自分の隣の客にもう一つズレて欲しいと思わないか?
(東京の山手線の様に次から次と乗車してくるの路線じゃない場合)
 
でも、動かない奴がいる。
 
 Why?
 
まぁ気にしない人間なのだろうが、電車と言うのはプライベートスペースが最も無いに等しい。
 
だからお金持ちになるとみんな乗らなくなる。
 
話を戻すがそんな密着しているとも言える状態に、何も感じない人間は一生そのままで、もしも将来成功を願うなら日々のそういった部分から意識せねばならないだろう。