アパレル店員が売り上げアップ狙うための、呼び込みとは逆のテクニック!
毎回あらゆる職業やシチュエーションについて、様々な事を述べさせもらっているが、これらは全て経営不振にあえぐ日本の会社やお店を現場の人間の「おもてなし」から変えて行けるようにと言うのと、世界に誇れる接客サービスが他国の追随を許さないレベルになれるようにと思っての事である。
そこへ来て入る前から見つめられていたら、もう負の連鎖でしかない。
デパート内のアパレルショップに関して言えば、エスカレーターやエレベーターから遠い場所にある所や、客の導線から外れている場所など多少の差はあるかもしれないが、入りにくいお店はとことん入りにくい雰囲気をかもし出している。
お店に客が入らなければ、購買には繋がらないので、目の前を通る客の中で、その中でも数少ない自店舗に多少なりとも興味を示している客の、「自発的な」入店を促さなければならない。
そのために必要なのが『そらしのテクニック』である。
これは、虫や魚や動物などを捕まえる時にそちらを意識して無い振りをして罠に誘い込む方法と同じである。
入りたいのに入る事を躊躇している客は、虫や魚のように敏感なため、そちらに意識を向けたりしてしまったら逃げてしまう、ましてや声を出して呼びこもうなどとしたらなおさら。
お店の前に「来たな!」と思ったら逆に、目線を外して体も顔も横や斜めに向けて(後ろ向きはNG)萎縮させない様にすると客は入りやすいだろう。
店内に入ったら徐々に自分がいることをやんわりとアピールして行き(話しかけない)、声をかけられたらそこから購買に繋げるかどうかは、実力勝負だろう。
『そらしのテクニック』はあらゆる販売店で使用出来る状況が多いので、他の手段の組み合わせの一つとして使用してみると良いだろう。