優れた日本のおもてなしは、小うるさい日本人の客が望んだ事である。

日本の接客サービス、いわゆる『おもてなし』は世界的に素晴らしいと言われている。しかしながら、日本人は日常的に接客に感動する事は滅多にない。日本では昔から「人の良し悪し」でその店を語り、再び足を運ぶための動機としている。昨今のビジネスシーンにおいてはマニュアル人間を育て過ぎて、「人の良し悪し」が語られる様な会社や店作りをしていないため、商品・商圏は良くても多くのリピーターを逃している状況が見受けられる。ここでは、客が離れる日常的な瞬間を切り取って紹介します。

飲食店

具合が悪いのをアピールするうざったいスタッフ。

夏から秋へと季節の変わり目で、体調を崩す人も多い。とある「病院」での事、受付のスタッフが「ゴホゴホ」と咳をしている。基本的に他人が風邪を引いているのかな?と思えば近づきたくはない、しかし病院は具合が悪くて行くところ、そこで中の人の具合が悪…

目を見開く行為は精神状態が不安定の現れ。

接客サービスを日本独特な表現で言えば「おもてなし」であるが、以前にも書いて来ているが、どんなに素晴らしいおもてなしでもたった一つ客側が引っかかる事があると、100のプラスも一気にマイナスに転じてしまう。しかし人はどんな事に引っかかるか千差万別…

大手飲食チェーン(吉野家•松屋•すき家•マクドナルド…)の過剰な価格競争は、日本の経済を消費者のレベルから悪化させ続ける。

接客などの直接的なお店におけるサービスや商品のような流動的なものを「ソフト」とするなら、店舗や商圏(立地)は「ハード」と考える事が出来るだろう。「ハード」はオープン時に決めたらば、そこから短期的に大きく変化することはまずない。大抵は「ソフト…

ウェイター•ウェイトレスが料理をさげるタイミングをどう見てる?

人に直接的、間接的に接触する仕事を「接客業」とするならば、多くの仕事がそうである。また、毎回のごとく述べている様に、接客サービスはいかにお客様を満足させるかという「しかけ」よりも、いかに細かいところでの「失態をゼロ」にするかという事を、心…

ガソリンスタンドや飲食店の雑巾(ぞうきん)は衛生的に汚くない?

人をおもてなすという事は、人の力というものが非常に強い。いろいろ分析をしてみると人に「不快感」を与えないというのが、最低条件の様である。どんなに素晴らしいおもてなしの『しかけ』を考えて実行していたとしても、スタッフのたった一つの不注意や、…

接客で『お得意様感覚』を与えるためには、客の出すサインを素早く察知しろ!

「おもてなし」とは①客への対応の仕方や②待遇を表す「持て成す」にさらに「お」を付けた丁寧語である。 意味を聞けば実に曖昧な言葉であろうと思う。 あそこの旅館は「おもてなし」がとても素晴らしい! 意味的に言えば「客対応がとても素晴らしい!」 ? 何…

よろしかったですか?の一言であなたは軽蔑される。

お店や会社の従業員の話し方ひとつで、売り上げが変わるという事が言われている。 また、話し方だけではなくて「言葉の選択」においても、誤った聞き手チョイスをすれば聞き手がげんなりしてしまうもの。 それをふまえて、街中で聞こえてくる違和感を覚える…

客に歩み寄って来てもらおうとする元ギャル店員に接客など遥か彼方。

「接客サービス、接客応対」といつも言っているが、これには人の性格が大いに関係して来る。 その性格の違いもしくは、「感覚」の違いを経営陣の方は受け入れた上で会社やお店の方針を植え付けていかなければならない。 「感覚」の違いというのは本当に千差…

老舗の「継ぎ足しのタレ」美味しさと安全性のアピールが重要。

これはあまり触れられてはいないが、多くの人が思っている事。 それは『継ぎ足しのタレ』って、大丈夫? よくテレビなどで老舗の焼き鳥店、うなぎ屋さんなどで、 「創業以来継ぎ足しのタレ!」 「100年間継ぎ足しのタレ!」 とかと言って、コメンテーター達…

職業イメージにあった接客サービス。お寿司屋さんの職人対応。

お寿司屋さんでの話。 「へいらっしゃい!2名様カウンター!!」 基本的にはこういった掛け声が定番となっているが、中にはこの大声での接客は嫌いな人もいる。 お寿司屋さんに限らず居酒屋なんかでもそう。 しかし、この寿司職人さん達の客に対する対応は…