いつもは接客やおもてなしに通じる記事を書いているが、今回は日本人の人に対する気持ちの変化についてである。 昔から偽善的でも人に優しくする事を「美徳」と捉える日本人であったが、最近はそうではなくなりつつある。 困っている人や社会的に弱き人には…
接客にはプラスではなく、マイナスな気持ちを感じさせない事が最も優先される。 最近の美容院によくある話で、スタイリスト(主に担当して髪を切る人)からチェンジして髪を洗ったり、乾かしたり、マッサージしたりする若い子に顕著に見られる。 結論から言う…
// 前回に席を選ばない人間のこだわりのなさー について記載したが、それに似た様な事例を今回はあげてみたい。 それは、『電車』。 例えば座席のほとんどが埋まっていて、あと一つ空いているとする。 当然座りたい人がそこに座る。 ーここまでは普通だろう…
// 私は日常周囲を見回していると気付く事がある。 例えば飲食店のとある客。 店員に通された場所は、隣のテーブルにお客がいてその真横のテーブル。 もし私なら「うわ、隣が近くて嫌だな。」と思う。 もちろん、お店が人気でそこしか入れなくて仕方ない場合…
// 自民党 安倍晋三首相により、日本経済の活性化を目指す「アベノミクス」が唱えられ、その中でも政治家のおじさん達が『ベア』とか略して呼んでいる、いわゆる基本賃金を上げる『ベースアップ』。 これは中小の経営者にとっては非常に困りものである。 何…
このブログは近年の不況のあおりの中、いかにして生き残って行くか〜についても考えて書いています。今回は接客の基本「挨拶のおうむ返し」についてである。おうむ返しと言うと、あまり良い表現では使われないが接客においては違う。相手に寄せていく手段と…
普段は接客や働き方などについて書いているが、今回は少し角度を変えた話しをしてみたい。近年よく「資格取得」のための会社の宣伝や、それに付随する学校に通う人を多く目にする。その目的は、資格を取得する事によって就職に有利になるため、もしくは手に…
今回は少し見方を変えて、普段の行動から分かる組織の中で出世出来るか、出来ないか。はたまた独立して経営者として上手くいく人物であるのか。それを車の運転の「上手い」、「下手」から分析してみたいと思う。お分かりの通り結論から言えば、車の運転が下…
夏から秋へと季節の変わり目で、体調を崩す人も多い。とある「病院」での事、受付のスタッフが「ゴホゴホ」と咳をしている。基本的に他人が風邪を引いているのかな?と思えば近づきたくはない、しかし病院は具合が悪くて行くところ、そこで中の人の具合が悪…
接客とはお店に来店するお客様に対するだけのものの様に考えられがちだが、職業によってはそのお客が様変わりする。例えば私自身も経営者として多くの業者と取り引きをしているが、その業者にとれば私もしくは私どもの会社が「お客」である。この場合の接客…
接客サービスを日本独特な表現で言えば「おもてなし」であるが、以前にも書いて来ているが、どんなに素晴らしいおもてなしでもたった一つ客側が引っかかる事があると、100のプラスも一気にマイナスに転じてしまう。しかし人はどんな事に引っかかるか千差万別…
接客などの直接的なお店におけるサービスや商品のような流動的なものを「ソフト」とするなら、店舗や商圏(立地)は「ハード」と考える事が出来るだろう。「ハード」はオープン時に決めたらば、そこから短期的に大きく変化することはまずない。大抵は「ソフト…
以前に経営者になるための素質や、独立成り上がり思考の曖昧な理由などについて2回程述べた。これらは、曖昧な具体的仕事内容の無い「独立志望」や、生まれながらにその素質を持たない人間が成功するための事についてであったが、それらは全て前に進もうとす…
毎回あらゆる職業やシチュエーションについて、様々な事を述べさせもらっているが、これらは全て経営不振にあえぐ日本の会社やお店を現場の人間の「おもてなし」から変えて行けるようにと言うのと、世界に誇れる接客サービスが他国の追随を許さないレベルに…
人に直接的、間接的に接触する仕事を「接客業」とするならば、多くの仕事がそうである。また、毎回のごとく述べている様に、接客サービスはいかにお客様を満足させるかという「しかけ」よりも、いかに細かいところでの「失態をゼロ」にするかという事を、心…
人をおもてなすという事は、人の力というものが非常に強い。いろいろ分析をしてみると人に「不快感」を与えないというのが、最低条件の様である。どんなに素晴らしいおもてなしの『しかけ』を考えて実行していたとしても、スタッフのたった一つの不注意や、…
前回と前々回は、経営者になることを考えたら、日々の働き方を変化させなければならないことを述べたが、今回はいつも通りに接客職業の話に戻る。今回は賛否が真っ二つに分かれる、キャビンアテンダント(CA)についてである。この「賛否」のそれぞれの心理に…
前回はいつもと少し変えて、「経営者」になるための心構え、日々の仕事に対しての向かい方などを述べた。今回はその流れで「経営者になれる素質」を考える。これは少し厳しい話になるかもしれないが、現実味のある話であるためどんな職業であれ「独立」を考…
これまで会社やお店の経営力アップのために、独自の商品やシステムの重要性ではなく「接客サービス」について焦点を絞り、客の細かい心理などを実例に挙げて述べてきた。 しかし、今回は少し違う観点から話をしてみたい。 「独立」して経営者になるという事…
これまで「接客サービス」とは態度や話し方だけでは無いと述べて来た。いわば客にどう思われるかが重要であり、客の考えからずれてしまった時に不快感やクレームが生じる。それがほんの些細な事でも、クレームまでにはならないまでも不快感となってしまう事…
全ての店舗型サービス業•接客業において、直接客には接触していないが行動が気になってしまうと、そのお店や会社の評価に繋がる事となる。スタッフの行動として注意すべき共通点がいくつかあるが、その中でも営業時間終わり間近のスタッフの行動について多く…
誰でもお店に行ったら、気持ちの良い接客で迎えられたいものである。しかし接客の仕方はお店の考えや、個人の考えが様々にある事は言うまでもない。そのため店側が素晴らしいと思っている接客やパフォーマンスが、本当に「求められている」ものであるとは限…
俗に言う「接客」とは、客に対する態度や話し方などといった抽象的なものが、ピックアップされることが多い。 しかし、客がどの様に感じるかを「接客」の評価とするのであれば、そのお店や会社の具体的なシステムや契約内容もその一部分であると言える。 今…
「接客サービス」において、いや「人」として当たり前の様にしなければならないのが、『あいさつ』である。日常生活において会社の上司への挨拶、部活の先輩への挨拶、学校の先生への挨拶、はたまた就職活動の面接の挨拶など、挨拶をする場面は非常に多く、…
仕事をする際にどんな事をすれば人は喜ぶだろうか?と考える。 これを考えるという事はイベントの企画と一緒のため、初めのアピールになるわけである。 要するにお店、会社、はたまた病院などが人に認知されるために、自分の所のスペシャリティを付けるので…
あらゆる職業において、人に対する接し方をここではつらつら述べている。私は多くの会社や病院などの経営者との会話をする機会が多いが、時々耳にするのが「電話営業の質の悪さ」である。会社には(経営者宛の)多くの営業電話がかかってくる。 その中でもひ…
「おもてなし」とは①客への対応の仕方や②待遇を表す「持て成す」にさらに「お」を付けた丁寧語である。 意味を聞けば実に曖昧な言葉であろうと思う。 あそこの旅館は「おもてなし」がとても素晴らしい! 意味的に言えば「客対応がとても素晴らしい!」 ? 何…
一言で「接客」いえども様々な事がある。 決して「話し方」や「笑顔」など、直接客と対峙した反応だけではない。 今回はピザ屋さんのデリバリー時における、マンションの玄関先でのある行動についてを述べる。 もちろん、配達員に関する事なので「ピザ屋」だ…
お店や会社の従業員の話し方ひとつで、売り上げが変わるという事が言われている。 また、話し方だけではなくて「言葉の選択」においても、誤った聞き手チョイスをすれば聞き手がげんなりしてしまうもの。 それをふまえて、街中で聞こえてくる違和感を覚える…
「接客サービス、接客応対」といつも言っているが、これには人の性格が大いに関係して来る。 その性格の違いもしくは、「感覚」の違いを経営陣の方は受け入れた上で会社やお店の方針を植え付けていかなければならない。 「感覚」の違いというのは本当に千差…